三井の森別荘建築とは

三井の森がプロデュースする設計士と建てる別荘

設計士インタビュー

石塚 蜻セ郎 Ryutaro Ishiduka

昭和30年10月11日生まれ
長野県御代田町出身 血液型O型

私は古建築が好きで、学生時代に京都や奈良、鎌倉を見て歩きました。設計事務所や建設会社の設計部に在籍していた時も、日本の伝統的な手法を学び続けてきました。

『古来から日本人が親しんで来た形を、現代の別荘にも活かせないだろうか』などと考えたりしています。

日本には、アメリカやヨーロッパをはじめ世界各国から様々な文化が入って来ていますが、日本人の心の根底には、和の心地よさを愛するアイデンティティがあると思うんですよ。

料理も、フレンチやイタリアン、中華など、日本に入って来ると日本人好みの味にアレンジされて行きますよね。建築物も同じように、北米調のデザインでも、南仏風でも、北欧風でも、日本人にとって居心地がよい空間に味付けていきたいんです。

お約束の和風ではなく、プロポーションや構造の見せ方、面のコンポジション、ちょっとした収まりなど、なんとなく感じるレベルです。現代の材料や工法で、日本美のこころを見失わずに建築することができたら、嬉しいですね。

今まで手掛けた建築物は何件ですか?

木造の個人住宅、別荘がメインですが、公民館・小学校・医院なども含め200件くらいです。最近ではリフォーム、耐震診断なども手掛けています。

手掛けた建築物は、どのエリアが多いですか?

修業時代からずっと東信地域です。公共施設や銀行、事務所、工場、ホームセンター、アパート、個人住宅など多様な設計を担当し、現在は地元の佐久・浅間高原がメインです。

得意とする建物、または好きな建物は?

好みの建物ですが、あらゆる意味を込めてプロポーションのよい建物に惹かれます。何気なく通り過ぎる街並の中にハッとする魅力的な建物に出会うことがしばしばあります。建物の外観、敷地、プラン、コンセプト、景観や風土とのマッチング、住み心地などを読み取ることが楽しみのひとつです。

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